トラディショナルの継続と進化
写真は某・高級ホテルのバースデーケーキ
トラディショナル=伝統はとどまっているものではありません。
時代のなかで価値観を守りながら進化し成長するものです。
小さくても、小さな組織でも、そのブランドの矜持をまもり本質の継続を続ける。
それが大きな新しいマーケットを創造することにつながります。
上の写真は、バースデーケーキです。シックな上級ラウンジでのハッピータイム。
ジャズピアノとボーカルの生演奏を楽しんでいます。
そこに現れた、バースデーケーキ。粋を感じます。物の大小でなく。成熟した遊び心。
今回は、トラディショナルを軸に、継続と進化について考えてみたいと思います。
いま、アパレル業界はブルーオーシャンを探して漂流している感じがします。
しかし、私たちは「トラディショナルは永遠に進化するもの」と思っています。
それにはイノベーションが大切です。

写真はカジュアルなネクタイ群。黒板(今は緑色)のネクタイ。もちろん遊びのネクタイです。
例えばネクタイの業界。スーツを着る人が減る。夏の沸騰化。クールビズ。
それだけが苦戦の原因でしょうか。
どんな世界も新しい波、ディスラプション(破壊)の波があります。
問題はネクタイを礼装、ビジネス、身だしなみの視点でばかり見ている結果だと思っています。
遊びにネクタイをする。カジュアルな服装でネクタイを楽しむ。ルーズな気持ちでネクタイを締める。きちっと締めない。季節感を楽しむ。ネクタイで気分は変幻自在です。

写真は二つ折で四面が楽しめるハンカチ。裏は眼鏡ふきです。
ハンカチ売り場はブランドに溢れた場所の一つと言えるでしょう。狭い場所に、これでもかというコーナーがあります。しかし多くの場合、ブランドのせめぎあいです。
おそらく売り場に全ブランドは出せないでしょう。
そしてよく見ると役割、使い勝手を表示してあるものは殆どありません。
子供に持たせる仕様。ランチボックスを包める大きさ、注染のハンカチ。
ありません。
麻の素朴な使い勝手。新感覚バンダナ。テーブルナプキン感覚。
和紙素材のハンカチ。和装のハンカチ。ヘビーデューティハンカチ。形態安定ハンカチ。ほとんどありません。「ブランドあって商品無し」です。

写真は眼鏡ふき。シャチの形の眼鏡ふき。形態安定ハンカチです。
四角い布が、放り投げると(シャチに)もとに戻ります。
夏になるとマドラスチェックジャケットも登場します。1950年、60年代に大流行したマドラスチェック。写真はありませんが、いまでも、しっかり存在感を高めています。
柄ズレ、色ムラなども味があると、その人気は衰えません。パッチワーク風、
部分使い。多様に活かされています。そろそろ登場。楽しみです。

写真は、ハンティング・ディテールのユーティリティ・ジャケット
バックベルト。袖付けはプリーツ仕様で頑丈な素材でもゆとりの着心地です。
トラディショナルは小さく生まれても、本質をまもり進化の過程で大きく育ちます。
捨てるものがない。
健康的、品がある、思いやりに溢れる、一過性ではない。
しかし、進化を続け大きな結果を生む。
大切なことは「トラディショナルはイノベーションと親和性」があることです。
私達POLO BCSはトラディショナルの順守と進化に着眼し、次代のマーケットや進化する価値観を創造していきます。
トラディショナルは永遠です。そして時代と共にやさしく進化し続けます。