伝統は永遠の価値・創造につながる
写真は 東京日本橋の百貨店の蛇腹の内ドアのエレベーター。乗るだけでいい体験です。
さて近頃、古着が見直されています。ちなみに2024年で日本の古着市場は1兆2800億円。2030年、リユース全体市場では4兆円が予想されています。
人によってはいらなくなった物も、他の人には大事な価値が存在しています。
表題の写真は日本橋の百貨店。古き良き時代の「内側ジャパラ」のエレベーターです。
ピカピカに磨かれた金属。開閉のガシャガシャという音。エレベーター案内の方の「いらっしゃいませ」の言葉が、温かく感じます。
エレベーターは1933年の店の設立と同時に設置。現在も大切に維持されています。
ロングライフ・プロダクツですね。
さて、良いものを残す方法として「アップサイクル」があります。「売れにくいなあ」「このままでは売れそうにない」。こうしたとき、新たな価値を付加する。それが「アップサイクル」です。1994年、ドイツで提唱されたといわれています。

写真は上級のフライトジャケット感覚。トラディショナルは対象年齢を超えます。
ところで、トラディショナルは、時間を止めるものではなく、時と共に進化しています。
美学と信条をまもりながら新しい生活にも沿う。いわば「プリンシパル」と言えるでしょう。
明るく、新時代を作り上げる。原点を見据えながらです。
今日はマーケティング5.0の時代と言われています。
それはテクノロジーの応用による、顧客体験価値の向上という時代です。
守るだけでは新しい時代に対応できません。
ただし、せっかく生まれたものを「意味なく壊すことはない」と、
私たちは考えています。

写真は 大型書籍店内のトラディショナル・ネクタイコーナー。これでもか、と、レジメンタル・タイが並びます。
トラディショナル・スタイルの良さは、古典的でも健康観の芯が通っていることです。
古典の中に現代の空気をまとう。応用可変の産物と言えます。
ファッションは加速的に古さを感じさせ、新しい需要を生むことがあります。
わざとらしい「陳腐化促進政策」で需要を促進するものがあります。
私たちはそこに「組み」しません。昨年と今年。今年と来年が断裂しては暮らしがもったいないと思うからです。

写真右はパッチワーク・マドラスチェック・シャツ。時代も年齢も超えて、いつまでも新しい。
日本人の感性は、世界でも評判です。茶の湯を創造した国です。米国のキャンパスルックを「IVY」ファッションとして育てました。
フランスが発祥、米国の作業着として広がったデニム。今、日本の加工技術が世界で高く評価されています。もちろん「ロングライフ・プロダクツ」です。
デニムのダイアウト(色落ち)を楽しむ。価値の下がったものを手直しでアップサイクル(より価値の高い新しい製品へと変貌させること)にチャレンジする。
「金つぎ」を生んだ国です。「もったいない」と「明日へのチャレンジ」が同居する国だと思います。
終わりにファッションの万能選手Tシャツについて記します。
Tシャツは、肌着であり、スポーツウエアであり、プロモーションウエアです。
Tシャツ姿は「理由なき反抗」のジェームス・ディーン。日本では「白洲次郎」氏のTシャツ姿が思い出されます。また英国の映画「炎のランナー」でも、選手たちが白いTシャツで競い合う姿を思い出します。

写真は POLO BCS の自慢のTシャツです。柔らかくて、しかもタフ。考え抜かれた逸品です。
POLO BCSはこれからも、ブランドスピリットを遵守します。
そして、経験価値の時代にあって、豊かで新鮮なプロダクツ開発を志向し続けます。