始めの始まりと初めての始まり

始めの始まりと初めての始まり

写真 カール・ベンツが作った最初の内燃機自動車のレプリカ

「始めの始まり」と「初めての始まり」。なんだかややこしいですね。
同じじゃないか。こんなことに何の意味があるのか。

確かに、お叱りを呼びそうですね。しかし、これにはれっきとした違いがあるのです。

「始めの始まり」は概念の起源や物語の根源を指します。
では「初めての始まり」は何か。 それは行為の初回であり、経験の最初をさします。

今回は、こうした視点で、TraditionalやClassic、そしてVintageについて記します。

また、レトロやアンティークについても考えてみましょう。
POLO British Country Spiritの立ち位置についても考えてみたいと思います。

まず、写真の自動車についてお話しします。
多くの方は馬車の時代が終わって、自動車の時代が来たのは知っています。


写真はドデオンの三輪蒸気自動車(ドデオン・アクセルで自動車界では有名)

自動車の最初は蒸気自動車でした。
しかし、その後19世紀末の自動車の黎明期に世界で走っていたのは、電気自動車
であったことを忘れています。 世界中で電気自動車の時代だったのです。


写真は日本の「たま電気自動車」

さあ、世界の自動車史の再確認です。
最初は蒸気、次は電気、そして内燃機の順です。

ここで話題をかえてファッションの話をしたいと思います。
似ているようだか、何が違うのか?

わがPOLO BCSでもよく使う言葉。「トラディショナル」「トラッド・ファッション」。

トラディショナルは伝統的という言葉です。
受け継がれてきた様式をさします。
特定の地域や集団の中で、代々受け継がれてきた様式やスタイルをさします。


写真はシンプルな婦人ブラウスとエレガントなブレザールックのディスプレー。
トラディショナル・エレガンスと言えるでしょう。 清潔感、健康感さえも感じます。

トラディショナルに似た言葉にクラシックがあります。
これは「古典的」「最高峰(クラスナンバー1)」という概念に近いものです。

時代を超えた普遍的な価値です。
古典、最高水準、歴史や芸術的に完成された最高峰。
クラシック音楽で、昔の音楽家の楽曲がそのまま今日に伝わっています。

では、ヴィンテージは何でしょう。 これは一言でいえば年代物。
古くても味のある年代物を意味します。
ワインでもヴィンテージと言いますが、これは古いことでなく「当たり年」を意味します。


写真はレトロモダンな冬の装い。トラッド・ファッションの表現の一つです。

その他、アンティークやレトロがあります。
アンティーク。語源はフランス語。古美術や骨とう品を指します。

そしてレトロ。もともとラテン語。英語でレトロスペクティブ。
後ろへ、過去への意味です。懐かしさや時代性を表現。比較的新しい時代感です。

昭和レトロや80年代ヒップポップなど、表現には味があります。


写真は学生気分で遊ぶトラッド。いわばバーシティ・トラッド。

ではPOLO BCSはどういう立ち位置でしょうか。
ずばり「トラディショナル」です。英国の「ラクビー高校」のエッセンスを取り込んだり。
時にはアイビーリーグやプレッピー感を遊んだりします。

※プレッピーとは米国東海岸の名門私立高校を指し、
アイビーリーグ文化と密接な関係があります。

50年代ベースボールシャツ、60年代ボーリングシャツ、70年代サッカーモチーフ、
80年代カレッジアン・スエットシャツなどなど、いろいろあります。


写真はロンドン・テムズ川の新旧共存。 新しいトラディショナルの象徴と言える都市です。

これから時代は劇的に変わっていくでしょう。

しかし私たちは、POLO BCSは British Country Spiritの標語のもとに、
立ち位置を守り、時代にふさわしいライフスタイル・ウエアをご提案し続けます。